2021.08.04
ザ・フィンランドデザイン展 ―自然が宿るライフスタイル―
こんにちは。
デザイナーの重岡です。
行きたいイベントや場所から、ずいぶんと足が遠のいていましたが、先日ようやく北九州市立美術館で開催中の「ザ・フィンランドデザイン展―自然が宿るライフスタイル―」を観に行ってきました。
展示物は観光用ポスターから始まり、家具や陶磁器、インテリア、洋服など、1930年〜1970年代のフィンランドのデザイン約250点が紹介されていました。デザインはどれも温かく、タイトルの 「自然が宿るライフスタイル」にあるように、モチーフの多くからフィンランドの花や植物、森と海、動物など、豊かな自然を感じることができました。
また当時から、多くの女性のデザイナー、アーティスト、建築家が第一線で活躍していたことも、とても印象的でした。そのこともフィンランドのデザインが世代・性別・国を超える魅力につながっているのだと感じることができました。
会場の展示方法にも様々な工夫がされており、お客さんに楽しんでもらおうという気持ちが伝わってきて、色々な発見がありました。
ちなみにフィンランドは国連が発表している「世界幸福度報告」で、4年連続ランキング1位だそうです。(日本は56位)
世界で最も幸せな国ともいわれるフィンランドのデザインに触れ、自然との向き合い方、暮らしの大切さを見つめ直す機会にもなりました。
鑑賞後は、美術館2階の「カフェ・ミュゼ」へ。
メニューには「ザ・フィンランドデザイン展」の特別メニューもあり、迷いましたがカツカレーを注文。
景色が良くて、涼しいカフェで食べる、ジューシーなカツカレーはこの夏、最も美味しい食事の一つとなりました。
ごちそうさまでした。
そして冷えを気にかけて、温かいお茶を出してくださったスタッフさん。
ありがとうございました。
それではまた。