事業化支援センターイーストラボ北九州市立大学ひびきのキャンパスHibikino Campus■ 国際環境工学部■ 国際環境工学研究科6122345ひびきのキャンパス(国際環境工学部・研究科)は、北九州学術研究都市の中にあります。このまちには九州工業大学、早稲田大学、福岡大学の大学院及び研究所などが集い、共同研究や教員・学生の交流を推し進めています。最先端の施設を共同で使用しながら、未来を担う人材を育成するという試みは、学生にとって非常に刺激的かつ有意義な環境を与えてくれます。21世紀型の産業を担う環境技術と情報技術の大きな発展をもたらすことが十分に期待できるキャンパスです。■本館1■計測・分析センター2■環境技術研究所IEST Lab.4国際環境工学部の校舎は、4階建て、長さ200メートル、北棟と南棟からなり、環境負荷の低減をテーマに、光・風・熱などの自然エネルギーを最大限に利用するとともに、水やエネルギーを無駄なく利用するためのシステムも積極的に取り入れています。校舎内では、吹き抜けの中庭「光庭」を設け、窓をなるべく多くして自然の光と風を取り入れ、ブラインドやひさしで日差しを調節しています。また、地下で自然に冷やされた空気を建物全体に通したり、自然の風を利用した煙突「ソーラーチムニー」で空気を入れ換えたりして、冷暖房に使う電気や熱を調節しています。北棟ひさしには156枚、屋上には912枚の太陽電池(最大出力150kW)を配置し、発電を行っています。また、ひびきのキャンパスにある企業向け相談窓口「地域産業支援センター」では、大学の研究成果を地域へ還元し、地域の産業を支援しています。創立70周年記念事業としてひびきのキャンパスに建設された研究施設です。次世代産業の中核と期待されるバイオマテリアル分野、エネルギーマネジメント分野を柱に、世界的な研究開発拠点として2017年にオープンしました。様々な物質や現象を計測・分析するための高性能の最新鋭機器を多数備えた施設です。40を超える計測・分析機器を配置し、教育・研究をサポートします。CLTという木材パネル使用して、壁と屋根のすべてを折版構造で造った国内初の建物です。木材の不燃化や圧縮木材の研究などを行っています。企業との共同研究施設として2020年に完成しました。大型の設備を必要としたり、騒音・振動が発生したりする実験や研究に対応するため、校舎棟から独立して整備された施設です。特殊実験棟は機械系と建築系に分かれており、加工センターでは実験研究装置・部品の試作、製作、改修等を行っています。■特殊実験棟・加工センター3■メルディア高機能木材研究所5キャンパス施設 21世紀を担う技術・情報をスクラムワークで学ぶキャンパス。(理系)e University of Kitakyushu 20226
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