北九州市立大学 大学案内2022
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※他の学部等の教員名に  があるものは、基盤教育センターの兼任教員です。基上江洲 一也化学工学と計算化学を駆使して、生命現象にかかわる物質を捕捉する材料の設計や、環境への負荷が少ない泡消火剤の開発などを行っています。環技原口   昭生き物たちが、地球環境とどのようなかかわりを持って生活しているのかについて研究しています。野外で得た生のデータをもとに、生態系を正しく評価することが研究のねらいです。特にエネルギーとリサイクルの分野を対象に、システム工学の手法を用いて経済や社会学の領域まで踏み込んで研究を行っています。二渡   了企業の環境保全活動は、能動的・積極的な対応に変化してきています。ケーススタディを通して実践的な環境経営戦略やマネジメントツールを学びます。松本   亨循環型社会や低炭素社会形成のための対策・政策について、様々な主体(消費者・企業・途上国等)、仕組み(都市構造、資源循環等)を対象に、環境システム工学や社会工学の手法を用いて研究しています。望月  慎一生体由来の安心・安全な材料を用いた医療材料を開発すると同時に、様々な医学部の先生方とその臨床応用を目指して研究をしています。森田   洋微生物の多種多様な特性を利用した研究や微生物の新規制御法について研究を行っています。また生物資源(い草、竹等)の新たな可能性を探る研究も行っています。柳川  勝紀深海や温泉などの極限環境に生息する難培養性微生物の生理・生態学に取り組んでいます。生物学と地球科学の分野横断的研究を実施しています。 藤山  淳史環境生命工学科加藤  尊秋循環型社会作り、エネルギー供給、防災対策など、公共性の高い事業を評価し、改善するための研究をしています。河野  智謙植物と原生生物を主な対象とした生物の環境応答の仕組みをケミカルバイオロジー及び生物工学の観点から研究しています。木原  隆典細胞によって形成される生体組織を用い、生命メカニズムの解明とその利用を目指した研究を行っています。櫻井  和朗癌など難病をなおす次世代の医薬品開発を支える技術を化学と高分子科学を基礎にして研究しています。播磨にある世界で最も強いX線を出すSPring8を用いて、生物を構成している生体高分子やソフトマテリアルの研究をしています。中澤  浩二生物工学、生体材料学などの観点から、動物やヒトの細胞を取り扱い、環境や医療に役立つ新しい技術開発を研究しています。浅羽  修丈大学教育に注目し、学生の知識や経験、心理的状態などを考慮した効果的な教育方法、教育システムなどの開発に取り組んでいます。伊藤   晃英語の文法、日本語の文法、日本語と英語の対照研究を行っています。稲月   正専門は社会学(都市社会学)です。生活困窮者支援や民族関係について社会調査をもとに研究しています。伊野  憲治専門は地域研究(ミャンマー研究)ですが、国際社会や地域社会における共生という問題や「オリエンタリズム」の克服の問題も中心テーマとしています。漆原  朗子人はなぜことばを話せるようになるのか。世界の様々な言語には共通点はないのか。言語学、特に私の専門の生成文法はこのような問いに答える学問です。⦆葛西  宏信生成文法という言語理論に基づいて、人間言語の文法について研究しています。どの部分が普遍的で、どの部分が言語間で違うのかということに興味があります。神原 ゆうこ中欧スロヴァキアを調査地として、文化人類学的・社会学的な研究を行っています。授業では文化に関する問題について考えます。金   貞愛日本に最も近い外国である、朝鮮半島の言葉を文字・発音から丁寧に指導します。授業を通して、簡単な会話はもちろん、隣国に対する異文化理解も深めていきます。坂本  毅啓社会福祉学の観点から、地域や社会制度の在り方を研究しています。より豊かな社会のために必要な福祉人材の在り方、福祉教育についても研究しています。佐藤  貴之現在は「役に立つ」情報システム開発に興味を持っています。情報系のことを身近に感じられるような講義を心がけています。杉山  智子言語表現の表面には現れない意図や含意について、また、言語形式とその意味がどのように関係しあっているかについて研究しています。Danny Minnコーパスに基づいたイディオム学習書の作成法を研究しています。つまり、大量のデータをコンピュータで分析する語学の学習法です。Duncan S.Wotley専門は英語教授法(TESOL)です。会話や、議綸や自己学習を通して英語で自己表現の力を身につける他、テスト対策や、異文化理解について学んでいきます。David Neil McClelland①英語教育法・言語学(社会言語学)。②日英両国の社会・文化研究。寺田 千栄子専門分野は社会福祉学です。特に、児童福祉に関心を寄せています。対人支援における方法論、技術について学んでいきます。徳永  政夫東京2020オリンピックに向け、スポーツは大きく変わろうとしています。一時的なものとして終わるのではなく、さらに将来を見据えた健康を考えていきましょう。戸蒔  仁司専門は安全保障です。戦争評価、特に、正戦論(戦争は本来悪であるが、やむを得ず必要となる場合があり、その場合の戦争は可能な限り制限されるべきだというもの)について研究中です。中尾  泰士情報システムをうまく活用することや、人とコンピュータとのインターフェースに関心を持っています。現実の世界とコンピュータの中の仮想世界との相互作用が興味の中心です。永末  康介専門分野はことばを扱う「言語学」で、「言語教育」にも興味があります。西田  心平専門とする社会学の考え方を下敷きにして、市民活動という実践が背負っている歴史的・社会的背景とその可能性を追求しています。日高  京子生命科学は遺伝子という言葉で生命の不思議を説明する学問です。生命科学の面白さをわかりやすく紹介し、「生きるとは何か」、ということを皆さんと考えていきたいと思います。廣川  祐司環境問題や地域資源の管理方法について、法社会学の立場から研究をしています。地域社会で培われたローカルな法秩序を活かすことで、自然環境や生活環境の改善を目指しています。廣渡  栄寿データからの知識獲得手法や情報教育について研究しています。授業では、情報の処理や分析、表現方法に関する教育を担当しています。眞鍋  和博キャリア関係の科目を担当します。自分は何がやりたいのか、何ができるのか、何をやるべきなのかの3点を考えてもらい、皆さんの能力開発と希望の進路実現をサポートします。山本  浩二専門はスポーツ社会学です。スポーツを取り巻く環境を理解しつつ、その中で生きる人を見つめ解釈していくことを目指したいと思います。Robert S. Murphy第二言語教育学・心理学・脳科学を応用した英語学習意欲を高めるシラバスデザイン及び評価方法の研究。Anne M. Crescini海外語学研修が学生の英語能力や異文化交流意識に対してどのような影響を与えるか研究しています。また日本人の外来語に対する意識を研究しています。池田  隆介学部留学生の日本語運用能力の向上を目的とする授業を行っています。アカデミック・ライフに適応していく過程で必要とされる言語の諸機能を効率よく習得するための教材を開発しています。植田  正暢私たちの単語の知識がどのようになっているのかという問題に関心があり、現在は日英語の「やりもらい」表現を中心に研究しています。柏木  哲也母語干渉を受けた「日本人英語」を改善する教授法をコーパス言語学、異文化コミュニケーション、心理言語学、第2言語習得理論から研究しています。木山  直毅語彙が持つ意味、あるいは人間が語彙に対して持つ知識が文法にどのように関わるのかという問題に関心を持っており、現在は日英語の直接話法を中心に研究しています。辻井  洋行地球・自然環境の動向を踏まえたサステイナビリティの実現に貢献できる経営理論に関心を持ち、企業による環境マネジメントの取り組み、技術者倫理を研究の対象としています。筒井 英一郎コンピュータを介した異文化交流学習や反転授業をはじめとしたICT(情報通信技術)を用いた英語教育を実践し、その学修の効果などを研究しています。中岡  深雪アジア経済に関する講義を担当しています。中国を中心としたアジア諸国の都市について、その機能や構造を比較する研究に取り組んでいます。村江  史年Roger J. A.Prior主にユーモアの翻訳方法を研究しています。文化背景と言語に根差した言葉遊びや機知を異文化・異言語の記号体系にどう訳すかという問題に着眼しています。環境問題をはじめ様々な社会的課題の解決に向けた教育の在り方について研究しています。また、研究だけでなく実践活動も大切にしています。野上  敦嗣時間、空間の大きさが異なる様々な自然界の現象を計算機でシミュレーションする面白さを実感し、実世界の多様性・複雑性を解きほどいていきます。◤国際環境工学部のつづき◤基盤教育センター◤基盤教育センター(ひびきの分室)環技技環環技環環環技技環技環技環技環技環環技社環技社社社社社地地地社社社地地地地地地環環環礒田  隆聡バイオセンサの研究開発をしています。食品を管理する食中毒菌センサや、皮膚アレルギーセンサ、感染症の迅速検査キットへの利用が期待されています。環技戦戦高木  駿専門は、哲学・美学・倫理学です。「美しさとは何か?醜さとは何か?」について研究してきました。物事の本質を一緒に探究していきましょう!團迫  雅彦子どもの母語獲得を研究しています。発話コーパスによる発話収集や、保育園での調査から、「ヒトはなぜことばを獲得できるのか」という問いの答えに迫りたいと考えています。藤田  俊日本近代史が専門です。特に、大正・昭和戦前期における軍と民間の関係を、メディア政策の観点から研究しています。e University of Kitakyushu 202277

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